大学院の退学願を出してきた。

3行でまとめ：
・好きでもなく興味もない放射線分析の修論書くの辛い、時間がもったいない
・そうだWeb系の企業に就職しよう
・情報系の学科でなくても好きならなんとでもなる

もともと大学3年の時に研究室を選ぶ時点で第一希望の研究室(ロボットとか制御)にいけず、
原子力とか放射線の研究室でずるずると3年くらい元素分析の研究をしていました。
(その専攻は就職もよく、院生になると一人あたり７、８ぐらいの求人があるらしい)

運良く(？)先生が別の建物にいたので好き勝手にプログラミングして最低限研究するような感じでした。研究自体も複数の2次元画像から3次元情報を復元するようなものだったので、CPUパワーでゴリ押しするようなプログラムを書いて学部を卒業しました。

M1の後半になっていわゆる就活をしてみて、やりたいこと※１をやるために(やりたくないこと※２をやらないために)Web系の企業に就職することにしました。

特に転機になったのが11月後半にあったアカリクのIT系逆求人イベントで、自分が作ったじゃんけんの記録プログラム※３やら、AVRマイコンを使った工作※４やら、Androidアプリ※５やら、研究室の遠隔監視システムやら※６、いろいろと研究以外のことをまとめたしたプレゼンをしました。なかなか良い反応をもらったことに気をよくして、そこに来ていた企業を中心にインターンに行ったり選考を受けたりしました。

２月ぐらいには緑のC社に行くことに決め、赤いC社の面接官だった人がルームシェアをしているというので紹介してもらい、3.11の直前に休学して仙台から関東に引越しをしました。

そこから内定者バイトとして勉強しつつ８月からは正社員としてAndroid/iPhoneアプリに関わったりして今に至ります。最近はもっとサービス基盤側の方をやっていて追いつこうと必死な毎日ですが、放射線の研究室に戻る気は完全になくなったので退学届を提出してきました。

将来的には一人で全部できるようになった上で、細かいところを人に任せつつ大事なところは自分でコードを書き続けたいですね。

追記：
twitterで「退院なう」とつぶやいたら人事に心配されたｗ

※１やりたいこと＝プログラミングとかAndroidとか合理的な感じとか
※２やりたくないこと＝修論とか実験とか年功序列な感じとか
※３研究室のメンバーで学食にいったあとにじゃんけんをして負けた人がみんなにデザートをおごる。通称デザートジャンケン。負ける人は一年で１万円以上負けてたりする。
※４いわゆるLEDキューブ
※５タイマーアプリ
※６Dropbox＋Webカメラ＋キャプチャソフト